カナダのお酒事情 2018年
カナダで飲酒できる年齢
飲酒できる年齢は、州によって異なります。
ケベック州(モントリオール)やアルバータ州(カルガリー)、プリンスエドワードアイランド州では18歳から飲むことができ、ブリティッシュコロンビア州(バンクーバーやビクトリア)やオンタリオ州(トロント)では19歳からとなっています。
外で飲んだら罰金
カナダのほとんどの州では屋外での飲酒行為が法律で禁じられています。違反した場合、罰金が科せられるので、きちんと守りましょう。
屋外といっても、家のベランダなどのプライベートな空間はセーフですし、お酒の特別なライセンス(SmartServe)がある店舗であれば、問題ありません。また、午前3時以降にお酒を飲むことも法律で禁止されているので、日本のように朝までお酒を飲むことはできません。
お酒を買える場所は少ない
日本では、コンビニエンスストアや自動販売機などで気軽にお酒を買えますが、カナダでは、限られた場所でしか購入できません。それでは、どこで買えるでしょうか?
LCBO(エルシービーオー):世界最大の酒屋チェーン。オンタリオ州政府が経営しているため、店員さんはなんと公務員!笑
The Beer Store :その名の通り、ビールを中心に販売しているお店。ビールの種類なら、LCBOよりも豊富!
Wine Rack:ワインを中心に販売している小規模なお店。
店舗数はそれほど多くなく、祝日は閉まっていたり、日本のようにコンビニで気軽に購入できるというわけではないようです。
そんな中、2018年オンタリオ州で動きが…!
2018年4月から、オンタリオ州にある400前後の食料品店で、ビール・ワイン・サイダーなどの発泡酒が購入可能になりました。Loblaws、Metro、Sobeyなどの大手食料品店でもお酒が買えるようになったのです。
ビールやワイン、リキュール類が買えるお店のマップ
https://www.ontario.ca/page/beer-wine-cider-sales-grocery-stores#section-4

カナダでは、タバコを吸える年齢も州によって違う
アルバータ州、ケベック州、サスカチュワン州、マニトバ州、ノースウェスト準州、ユーコン準州は、18歳以上であれば喫煙が可能です。それ以外の州は、19歳以上と決まっています。
つまり、カナダでは、お酒もタバコも、日本よりも少し早くデビューできるんですね。
タバコのルールも厳しかった…
屋内の公共の場(バーやクラブ、レストランも含む)での喫煙は、カナダ全土で禁止されています。屋外でも、ほとんどの州では、出入り口から数メートル以内では吸うことができません。アパートやコンドミニアムでも、喫煙が禁止されている場所は多いです。
州によって法律は異なるので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
お酒と違って買いやすいタバコ
カナダでのタバコは、ほとんどが1パック10ドル以上で販売されています。お酒を買えるお店が限られている一方で、タバコは基本的に、コンビニやガソリンスタンドなどで購入できます。
カナダではタバコに関しても厳しいルールがあるので、留学中にタバコを辞めることができた!という方もいらっしゃいます。
タバコを断ち切るために、カナダへ留学する…という新しい選択の仕方もいいかもしれません。