フィリピンでの留学を皮切りに、別の国へ移動して学びを続ける『2カ国留学』は、ここ数年ずっとトレンドです。
ですが、2カ国留学のしくみを知る方はまだまだ少なく、ご案内をしていても「初めて知りました」「2カ国だとこういう計画がたてられんだ」という驚きのお声をいただくこともしばしば。
本記事では、フィリピンを起点にした2カ国留学の魅力や成功するためのポイント、費用を節約する方法について詳しくご紹介していきます。
2カ国留学の基本情報
2カ国留学とは、1カ国目での留学を終えた後、欧米やオセアニアなど、別の国でさらに学びを続けるスタイルです。
具体的には、フィリピン留学中に語学を学び、その後カナダなどで引き続き語学を学んだり、ワーキングホリデーに挑戦したり、専門的な学習やインターンシップ(Co-op留学)を経験するなどがあります。
2カ国留学の最大の魅力は、費用を抑えながら、留学の効果を最大化できることです。
最近では、経済的な負担を軽減しながら留学期間を有効に活用したいというニーズが高まっており、このスタイルが人気を集めています。
2カ国留学が人気の理由
そもそも『2カ国留学』といワードを耳にすることはあっても、何故おすすめされているのか具体的体に理解できていない方もいるのではないでしょうか?
2カ国留学がおすすめな理由
- 多様な文化体験: 2つの異なる国での生活を通じて、様々な文化や価値観に触れることができます。これにより、国際感覚を養い、柔軟な思考を育むことができます。
- 費用対効果の良さ: フィリピンのように物価が安い国で基礎的なスキルを身につけ、その後の留学先で専門的な学びを続けることで、全体の留学費用を大幅に抑えることができます。
- 語学力の向上: 初めにフィリピン留学をしながら英語力を基礎から固め、その後の留学先でさらにスキルを磨くことで、効果的に語学力を向上させることができます。
- キャリアアップ: 海外での学びや実務経験を通じて、将来のキャリア形成にも役立つことでしょう。多国籍な職場環境での経験は、将来の就職やキャリアに大きなプラスとなります。
このように、例えば2カ国目でワーホリや専門留学など長期留学を目指している場合は、事前に英語力と海外で生活をしていくという『自信』をつけることができますし、1カ国だけで完結させるよりも全体的な費用を抑えられる可能性が高くなりますよ!
人気のプランとその魅力
フィリピンからカナダ:コストパフォーマンス抜群のプラン
「フィリピン留学⇒カナダ留学」で留学計画を立てる方はとても多いです。フィリピンで英語力を底上げし自信をつけ、その後カナダでさらに専門的な学びやワーキングホリデーを利用することで、次のようなメリットがあります。
- 経済的なメリット: フィリピンでの学費や生活費は欧米諸国に比べると安いため、総額費用を抑えることができます。その浮いた費用を、カナダでの学習や生活に充当することができます。
- 質の高い教育: フィリピンの語学学校はリーズナブルな費用で、質の高い教育を提供しています。マンツーマン指導をベースとし、個人の学習スピードに合わせた学習方法を採用してます。基礎的な英語力をしっかりと身につけた後に、カナダでさらに専門的な学びを続けることで、効果的に語学力を向上させることができます。
- 多様な選択肢: カナダでは、語学学校、大学、専門学校など多様な教育機関があり、自分の興味やキャリアに合わせた学びが可能です。また、カナダのワーキングホリデーやインターンシッププログラムを利用することで、実務経験を積むことができます。
費用比較 フィリピン vs カナダ
3ヶ月費用比較 | フィリピン語学学校 *1ペソ=2.7円 | カナダ語学学校 *1カナダドル=110円 |
入学金 | 14,000円 | 21,050円 |
授業料 | 319,200円 | 446,705円 |
教材費 | 13,770円 | 26,589円 |
滞在費 | 252,000円 | 398,844円 |
滞在先手配料 | ― | 24,927円 |
送迎費 | 8,100円 | 13,294円 |
送金手数料 | 6,500円 | 6,500円 |
現地費用 | 135,945円 | ― |
合計 | 749,515円~ | 937,909円~ |
詳しいお見積をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
ワーキングホリデー、インターンシップとの組み合わせ
ワーキングホリデーとの組み合わせ
フィリピンでの語学学習後に、カナダやオーストラリアでのワーキングホリデーを利用するプランは特に人気です。「語学留学×ワーホリ」は、経済的な負担を軽減しつつ貴重な経験を得ることができます。
- 働きながら学ぶ: ワーキングホリデーでは、現地でのアルバイトを通じて生活費を稼ぎながら、語学力を実践的に向上させることができます。これにより、学びと実務経験を両立させることができます。
- 文化交流: 現地での仕事や生活を通じて、ローカルの人々と交流し、より深い文化体験を得ることができます。これにより、語学スキルだけでなく、異文化理解も深まります。
ワーホリ渡航を検討している方が特に心配なのは、『現地で仕事が見つかるのか?』という点でしょう。
とにかく働けれなばなんでも!という方なら特段苦労はないのかもしれませんが、中には「ローカルカフェでウェイターをしたい」「ホテルでフロント業務につきたい」「オフィスワークしたい」「マーケティング関連の仕事につきたい」等々、考えていらっしゃる人もいると思います。
そうなると英語力は必須。
フィリピンのマンツーマンレッスンでしっかり土台作りをしてから、カナダで100%の力で仕事を探すことができればタイムパフォーマンスも良いですし、結果留学コストを抑えて思い描いた留学生活が送れるチャンスが広がります。
おすすめフィリピン語学学校
Cebu Blue Ocean Academy
Cebu Blue Ocean(セブブルーオーシャン)は、2001年にバギオで英語教育をスタートしたPINES(パインス)が、2015年にセブ島に新たに設立したキャンパスです。バギオは教育都市として長い歴史を持ち、多くの老舗校が集まるエリアとして知られており、この地で培った17年間のノウハウを生かして、質の高い講師陣によるプログラムの提供を行っています。
また本校は、運営元であるPIENSが採用している「TEPEE」という独自の基準を採用し、厳格なトレーニングを講師に課しています。この「TEPEE」は、テストや面接だけでなく、実践的な研修を通じて講師を選抜する方法で、最終審査に合格できるのは全体の約30%未満とされています。Cebu Blue Oceanでは、高い基準をクリアした講師陣から質の高い授業を受けることができるのも特徴です。
3ヶ月料金 | Light ESL 4 (マンツーマン 4コマのみ) 3人部屋 | Intensive ESL (マンツーマン 5コマ+1:4 2コマ) 3人部屋 |
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入学金 | 10,000円 | 10,000円 |
授業料 | 354,000円 | 393,000円 |
滞在費 | 345,000円 | 345,000円 |
海外送金手数料 | 6,500円 | 6,500円 |
合計 | 715,500円 | 754,500円 |
その他必要な費用目安
- 現地費用(ペソ支払い):約113,000円相当~
- 航空券:7万円台~
- 海外留学保険:5万円台~
- お小遣い:月々4~8万円程度
- 通信費:月々1,000円程度~
インターンシップとの組み合わせ
フィリピンで英語を学んだ後に、カナダでインターンシップ(Co-op留学)に参加するプランもおすすめです。ビジネス環境や企業文化を学びながら、実務経験を積むことで、将来のキャリアに役立つ経験を得られます。
- 実務経験: インターンシップでは、実際のビジネス環境での業務を通じて、専門的なスキルを身につけることができます。これにより、将来の就職活動において有利な条件を得ることができます。
- キャリアアップ: インターンシップを通じて、業界のトレンドや実務スキルを学び、将来のキャリアに役立つ経験を得ることができます。また、現地でのネットワーキングを通じて、キャリアの選択肢が広がります。
おすすめ専門学校
ILAC International College
ILAC International Collegeは、カナダのバンクーバとトロントにキャンパスを持つ専門学校で、ビジネス、ホスピタリティ、セールス&マーケティングなど、実践的なスキルを学べるプログラムを提供しています。同じキャンパスにはILAC(International Language Academy of Canada)が併設されており、英語力が入学条件に満たない場合はILACの語学コースで基礎的な英語力を向上させ、一定レベルに達すると試験なしでILAC International Collegeの専門プログラムに進むことができます。
ILAC International Collegeの特徴的なサポートの一つが、100%のCo-op就職保証です。これは、Co-opプログラム(有給インターンシップ)を通じて、学生が学んだスキルを実際の職場で活かすための支援を行うもので、学生は、履歴書の作成、面接準備、職業ネットワーキングのサポートを受けながら、インターンシップ先を見つけることができます。
Service Excellence for Business 24週間就学+4週間休暇+24週間Co-op | Sales & Marketing 40週間就学+24週間休暇+40週間Co-op | |
入学金 | 200 | 200 |
授業料 | 8,800 | 11,700 |
教材費 | 480 | 1,040 |
日本円 | 104万2,800円 | 142万3,400円 |
その他必要な費用目安
- 滞在費:約14万円/月
- 航空券:片道15万円~
- 海外留学保険:約20万円~/年
- お小遣い:月々4~8万円程度
- 通信費:月々4,000円程度~
詳しい見積や、その他プログラム、他の学校など詳細をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
フィリピンからその他英語圏での留学プラン
カナダ以外にも、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカなどその他欧米諸国で語学学習や就労経験を積むプランもあります。欧米での高水準な学びや実務経験を得ることで、国際的な視野を広げ、キャリアアップや就活、転職時にもアピールできます。
- 世界的な教育機関: 欧米には世界的に有名な教育機関が多数存在します。フィリピンで基礎を学んだ後、専門分野を学び続けることもでき、質の高い教育を継続して受けることで就職に活かせます。
- グローバルネットワーク: 欧米での留学や仕事を通じて、多国籍なネットワークを築くことができます。日本に帰国してキャリアチェンジを目指すのもよし、外資系企業や海外就職などキャリアアップを目標とするのもよし、将来のキャリアに役立つ人脈を広げることができます。
成功するためのポイント
自分に合ったプランの選定
自分の目的や予算に応じて、最適な2カ国留学プランを選ぶことが成功の鍵です。フィリピンでの基礎的な語学学習の後に、どの国でどのような学びや仕事を続けるかを明確にしましょう。自分のキャリア目標や興味に合わせてプランを選ぶことで、より充実した留学生活を送ることができます。
留学エージェントの利用
信頼できる留学エージェントを利用することで、手続きがスムーズに進みます。エージェントは、留学先の情報提供や手続きのサポートを行い、留学生活の計画を助けてくれます。また、エージェントによっては、費用を抑えたり、特典を提供してくれる場合があります。無料カウンセリングを利用して、自分に最適なプランを見つけましょう。
現地情報のリサーチ
留学先の国や都市についての情報を事前にリサーチしておくことが大切です。特に、生活費、治安、文化の違いについての情報は、現地での生活をスムーズにするために役立ちます。また、現地の気候や医療情報、交通手段についても調べておくと安心です。
語学学習の計画
フィリピンでの語学学習を最大限に活用するためには、計画的に学習を進めることが重要です。自分の英語力を客観的に評価し、必要なスキルを重点的に学ぶことで、次の留学先での学びをより効果的にすることができます。
費用を抑えるためのコツ
①直接目的地へ
日本に一時帰国せず、直接2カ国目に移動することで、一時帰国後に留学先へ向かうより、移動費を抑えることができます。航空券の価格比較サイト等も活用して、お得な航空券を見つけましょう。
ただし、2カ国目のビザ等の関係もありますので、サポートを受けているエージェントの担当者とよく相談するようにしましょう。
②航空券の価格が安い時期を狙う
航空券の価格が安くなる時期を選んで購入することで、費用を削減できます。旅行のピークシーズンを避けると、より安い航空券が見つかることがあります。航空券の価格は季節や曜日によって変動するため、購入のタイミングを工夫しましょう。
③フィリピンでの英語学習を最大限に活用
フィリピンで基礎的な英語を学ぶことで、次の留学先での学びがより効果的になります。また、フィリピンの留学費用を抑えつつ、質の高い教育を受けることができます。フィリピンの語学学校では、短期間で集中して学べるコースが多いため、自分のペースに合わせて学習を進めましょう。
また日本にいる間から英語学習をスタートさせることで、現地での学習期間を短縮できたり、効率良く学習を進めることができるので、計画的にスケジュールを立てるようにしましょう。
④留学エージェントは1社にまとめる
留学エージェントを1社に絞ることで、手続きがスムーズに進み、コストも抑えられます。複数のエージェントを利用するよりも、1社で手続きをまとめる方が効率的です。エージェントの選定時には、口コミや評判をチェックし、自分に合ったサポートを受けられるエージェントを選びましょう。
留学成功のための準備
ビザや渡航手続きの確認
2カ国留学を計画する際には、ビザや渡航手続きについても確認しておく必要があります。フィリピンと次の留学先の国でのビザ要件を調べ、必要な手続きを早めに行いましょう。ビザ申請に必要な書類や手続きは、エージェントがサポートしてくれる場合が多いので、相談してみましょう。
生活準備と現地情報の確認
現地での生活に必要な準備も忘れずに行いましょう。住居の手配や生活必需品の購入、現地の銀行口座の開設などを事前に済ませておくことで、スムーズに留学生活をスタートすることができます。また、現地の交通機関や通信手段についても調べておくと便利です。
海外留学保険の確認
現地ではいつ・どんなタイミングで事故やケガ、身の回りのトラブルに巻き込まれるかわかりません。海外旅行保険に加入し、現地での医療機関や緊急時の対応についても確認しておきましょう。フィリピンや留学先の国では、医療サービスの質や費用が異なるため、適切な保険に加入することが安心です。
海外留学保険では、携行品に対する補償や、例えばスマホを盗られた・トイレを詰まらせてしまった・滞在先を水浸しにしてしまったなど生活におけるトラブル補償にみ対応しています。保険未加入の状態だと全て自己負担になり莫大な賠償金が発生してしまうこともありますので、留学保険は必ず渡航前に加入するようにしてください。
まとめ
フィリピンを起点にした2カ国留学は、異文化体験を豊かにしながら、費用を抑えた留学が可能な素晴らしい方法です。自分の目的に合ったプランを選び、信頼できるエージェントを利用し、事前にしっかりと準備をすることで、充実した留学生活を送ることができます。
興味がある方は、まずは無料カウンセリングを受け、自分に最適なプランは何か一緒に見つけるところから始めましょう!