カナダで働きたいと思う20代、30代必見[キャリア留学]

[2023/12/13 更新]

海外で働くことに憧れを持っている方も多くいると思います。

でも「海外に出て働くなんて実際に可能なの?」と思っている人も多いかもしれませんし周りからそうやって言われてしまうこともあるかもしれません。

しかし、強い覚悟と行動力があれば、実際に海外で働く夢を実現させている20代、30代の方はたくさんいます。

語学留学で訪れた国の文化に惹かれた、家族や親戚が海外で活躍している、近所に住む外国人とその文化に触れるうちに行きたくなった…など、きっかけは様々ですが、積極的に海外に出て行く人たちがいます。

では実際に、皆さんどのように実現されているのでしょうか?
20代、30代が海外で活躍するための手順を考えてみます。

以下で、カナダのワーキングホリデーと、Co-op(コープ)留学を中心に解説していきます。

選択肢①ワーキングホリデー(20代)

最長1~3年(カナダは最長1年)の滞在をしながら、生活資金を補うために働くことが認められている制度のこと。

日本では、国際的視野を持った若者を育成し、両国間の交流を図る目的で、1980年に開始された。
ビザ申請対象はほとんどの国で18歳~30歳までの日本人で、語学力は問われない年齢や就学·就労期間、ビザの申請が可能な時期など、国によってビザの発給条件が異なり、また変更になることもあるため、申請前に大使館のWebサイトなどで、必ず最新情報をチェックしましょう。

ワーキングホリデー

好きなことを好きなように楽しめるのがワーホリの魅力。
旅行に行ったり、語学学校に通ったり、ホームステイ、 アルバイト、ボランティア、習い事をしたり…。 積極的に多くのことを体験してみよう。

住む所は?

現地での生活に慣れるまでは、やはりホームステイがおすすめ。次の滞在先や仕事を探すにも情報が集めやすく、居住できるところがあるのは安心感もあります。生活基盤が築けてきたタイミングで生活資金の節約のため、アパートに移りルームメイトと一緒に住む人が多いです。

見つかりやすい仕事

日本食レストランや土産物店の裏方など、英語レベルが高くなくても働ける機会の多いポジションであれば、ネットや現地のフリーペーなどを通して比較的見つけやすいです。また、地方都市へ行けば、スキー場やリゾートホテルなど自然の中でで働く事も可能です。

最低賃金は日本に比べても高くなっていますので、働き口さえ見つかれば収入は見込めます。
また、カナダはチップ文化でもあるので、飲食店やホテルなどサービス業に就けば、お給料とは別にチップでも稼ぐことができる点は魅力です。

ワーキングホリデービザをとるには?

国名ドイツフランスアイルランドイギリスカナダニュージーランドオーストラリアスペイン
学校制限なし制限なし制限なし制限なし6ヵ月まで6ヵ月まで4ヵ月まで制限なし
働ける期間最長で365日制限なし週39時間まで最長で2年制限なし制限なし
基本的に同一
雇用主の下で
12ヵ月以内
制限なし
申請先
ドイツ連邦共和国
大使館、大阪
神戸ドイツ連邦
共和国総領事館
フランス大使館アイルランド大使館英国大使館IEC

ワーキングホリデー・プログラム

ニュージーランド移民局オーストラリア大使館スペイン大使館

Co-op「コープ」プラグラムとは?

Co-opプログラムとは、カナダの専門学校(カレッジ)で提供される「授業とインターンシップが組み合わさったプログラム」のことです。

ちなみに、このCo-opというのは「co-operative」の頭文字(Co-op)を取ったもので「協同の」という意味があります。(日本人でなじみ深いCo-opは「生協(コープ)=生活協同組合」かもしれませんね。)

生協=生活協同組合は、人と人が「協同する」という組合ですが、実はカナダのCo-opも日本の生活協同組合も同じ「協同の」という意味になります。

Co-opプログラム参加のビザ取得

Co-opプログラムに参加するには、学生ビザと就労ビザの両方が必要です。

とは言っても申請手続きは通常の学生ビザとほぼ同じです。Co-opの場合「プログラムの一環で就労経験が必要」という証拠書類も提出する事で、就労ビザが学生ビザと一緒に発行されます。従ってCo-opプログラムのビザ手続きはそれほど煩雑ではありませんのでご安心ください。
※ただし、初めから就労ビザが下りるケースもあれば、初めは学生ビザしか下りずCo-op期間が近づいたら改めて就労ビザの申請をするケースもあります。

Co-opプログラムのビザの特徴

  • 学生ビザを取得する(就労ビザは学生ビザに付随してくる)
  • 就労はプログラムを修了するために必須である
  • 就労がプログラムの一部である事を証明する学校からのレターがある
  • 就労の期間は、プログラム全体の50%を超えてはいけない

お勧めのCo-opプログラム

ビジネス

→アカウンティングやマーケティングなど。オフィスジョブ全般に通ずる。

◆ホスピタリティ

→主にサービスに関するホスピタリティを学ぶ。ホテルや旅行関係など。

IT

→WEBデザインやプログラミングなど。コースや学校によっても学べることは変わる。技術職の位置づけになるため、他のコースに比べるとCo-op先、就職先は多く、その後のキャリアに活かせる。

ツーリズム

→旅行関係の全般について学ぶ。

上記以外にも様々なコースがあります。
また、期間も短いもので半年~長いもので2年のものがあり、
期間によってコース内容は変わります。
実際の具体的な期間の例としては、
就学3ヵ月+就労3ヵ月=卒業
就学8ヵ月+就労6ヵ月=卒業
就学2年+就労1年=卒業

※学校のコースや期間によって期間は異なります。

【就学】に関しては、みなさんのイメージ通り学校に通い、授業を受け、テストを受け・・・という形になります。
クラスメイトは世界各国の人々!また先生だって様々!
授業の仕方もこんなに変わる!?と驚くほど!フレンドリーな先生もいれば、ディスカッションメインで授業を進める先生、日本のようにテキストにそって進めていく先生と様々です。
日本とカナダの授業のスタイルの違いを体感できます!また、授業はもちろん英語で受けるため授業の勉強以外に日々英語の勉強も必要です。(特に専門用語などは授業内容が変わるたびに検索が必要でしょう)なので学校に通うことで専門的な知識を身に着けられるだけでなく、英語の上達のスピードもおのずと早くなります。

【就労】に関しては、インターンシップを行うという表現の仕方が日本人にも馴染みがあるのではないでしょうか。職場によって無給、有給、と違います。CO-OPの就労先探しに関しては学校がもちろんサポートしてくれ、自分の希望等を相談して決めていくことができます。ただ現状は学校のサポートを利用しながら自分自身でも就労先を探すという学生がほとんどです。というのも、カナダで仕事を探すということも大切な体験の一部、英語の履歴書を何度も作り直したり、英語でも面接はカナダでこのプログラムを取っているからこそ体験できるものです!そういったことも踏まえ、就学期間から就労のことを見越して先にインターンを始めたり、面接準備を始めたり・・・学生によって様々ですので、みなさんも自分自身にあったやり方で、カナダでの就活を行ってみましょう♪

では、ここまでCO-OPプログラムの説明を行ってきましたが、具体的なメリットについてお話しましょう!

CO-OPプログラムを選択するメリットは・・・・

  1. 英語で授業を受けるため、語学力の向上が早い
  2. CO-OPプログラムを利用すれば、在学中働くことが出来るため、ワーキングホリデービザとあまり変わりがない
  3. 就労経験が積めるため卒業後カナダに残りたいとなった場合に、ワーキングホリデービザを利用して就労経験を活かして仕事ができる
  4. 日本に帰国後の就職活動時に活かせる!!

CO-OPプログラムとワーキングホリデーの違いがまだわからない人の簡単Q&A

Q.ワーキングホリデーを簡単に言うと

19才~30才までの方が取得できるビザ。1年間滞在することが出来、滞在期間中は働くこともできます。

Q.Co-opを簡単に言うと何ですか?

学校が提供するプログラムに就労経験が組み込まれていて、座学だけでなく実践的なスキルを身に着けることができます!
学生ビザにオフキャンパスワークパーミットが付随してくるため、就学中に週20時間の就労も可能!
日本に帰国予定で、通常のESLや専門コースだけでなく、実践的なスキルも身に着けたいという方にお勧めです!

Q.働けるといえばワーホリが一番身近です。ワーホリとの違いは?

Co-opでは年齢制限なく就学+就労ビザを取得することができます。コースは学校によっては最短6カ月程度からというものも。
あくまで就学と就労のスムーズな橋渡しを主目的としていますので、学んだ内容と同じ分野、業種の仕事を見つける必要があります。

カナダワーホリとの比較

Co-opワーホリ
学生ビザ+Co-opビザビザ種類ワーホリビザ
制限なし就学期問半年まで
学校による (高卒以上が多い)年齢制限18歳~30歳 (申請時)
学校が定める プログラム期問滞在期問最大1年
就学中:週20時間まで
Co-op:週20時間まで
+アルバイトで合計
週40時間まで
就労ワーホリ期問内(1年間)であれば自由

最新カナダ、Coopワーホリ情報

5/21更新 最近話題のカナダCo-op(コープ)留学、どんな仕事ができるの?【社会人向け 留学】

この記事に関して興味をお持ちの方は、 ぜひメールまたはお電話でお気軽にお問合せ下さい。

カウンセリングを希望する